本体関係

工作機械の故障は生産の安定性を脅かす

本体関係の故障による影響

・生産性の低下
故障によって機械が停止したり、正常な動作が妨げられたりすると、生産性が低下します。故障による停止時間や修理時間によって、製品の生産量や生産スケジュールに遅れが生じます。

・品質の低下
故障によって機械の精度や安定性が損なわれると、製品の品質に影響が出ます。加工精度の低下や不均一な仕上がり、寸法の不一致などが生じます。

・安全性の問題
故障した機械は、予期せぬ動作や制御の喪失、異常な振動や騒音などを引き起こしまます。これによって作業者の安全に影響を与えます。

・メンテナンス費用の増加
故障によって修理や部品交換が必要になる場合、メンテナンス費用が増加します。特に故障が重篤な場合や、部品の入手が困難な場合は、修理費用や停止時間に大きな影響を与えます。

本体関係の修理・メンテナンスなら、信頼と安心の当社にお任せ。

高い技術力と経験を生かした幅広い修理対応はもちろん、予防、予兆、事後の保全、メンテナンス対応を承ります。本体関係に関するご相談、お悩みがございましたら、些細なことでもまずはお気軽にお問い合わせください。

対応事例

プローブヘッドのサイズを変化すると使用できない原因・修理

プローブヘッドのサイズを変更すると使用できなくなるという問題。このような状況では、プローブヘッドのサイズ変更に伴って、センサーの位置や寸法に関連するパラメータも変更する必要があります。プローブヘッドのサイズ変更によって、センサーの位置や寸法が変わり、正確な測定ができなくなる可能性があるためパラメターを変更することで解決しました。

テールストック圧力低下の原因調査・修理

テールストックのシリンダー内で油漏れが発生し、それが油圧の低下とアラームの原因となりました。修理作業としては、テールストック用シリンダーを交換しました。これにより、油漏れが解消され、正常な油圧が回復しました。テールストックの機能が修復されたため、再び安定した操作が可能になります。修理後にはテストや点検を行い、問題が解消された。

Z軸動作時異音の原因調査・修理 （モーターうなり）

テールストックを右に移動し、Z軸をマイナス方向に移動すると、モーターがブーンというような音が聞こえます。しかし、テールストックを中央に設定すると、音はありません。この問題の原因は、ガイドの摩耗によるものと確認されました。そのため、ガイドを交換しました。ガイドの交換により、正確な位置への移動が再び可能になり、騒音の問題も解消されました。

リード不良の原因調査・修理

砥石の表面で加工された面にわずか数ミクロンの凹凸が見られたため、問題の解決策としてZ軸のガイドを交換しました。ガイドの交換により、加工面の凹凸が改善され、より正確な加工が可能になりました。この修理により、加工品の品質や寸法精度が向上しました。

対応実績設備

No.	メーカー名	加工種類	形式
1	Lidkoping	研削盤	CL660
2	Boxford	マシニング	300VMCi
3	Gleason	研削盤	P60
4	SAMP(Emag)	歯車研削盤	S400GS S375G G500H S375GX
5	Safop	旋盤	Leonard CNC 50
6	WFL	マシニング	M120
7	Pietro Carnaghi	5軸フライス盤	AC36TMY
8	Jomach	5軸フライス盤	Model 146
9	Thermwood	5軸フライス盤	Model 67
10	ELB	平面研削盤	Micro-cut S48400
11	Atomat	彫刻・刻印機	AT-820E
12	Soraluce	フライス盤	SL-5000
13	Zayer	フライス盤	KMU 7000
14	DMG森精機	フライス盤	DMC635V DMU 60eVo CTX 310 Ecoline CTX Alpha 300
15	Andritz	ロール研削盤	V955
16	LVD	レーザー機	FL-3015
17	Willmax	フライス盤	WM-10B
18	Giddings & Lewis	フライス盤	VTC 2500 MC1250
19	Weiler	旋盤	E30