工作機械の健康診断｜メンテナンス

加工の現場で
こんな状況や兆候はありませんか？

加工精度の低下による工数の増加
機械の故障でチョコ停が増えている
不良品の発生率が増えている

その状況を放置しておいても大丈夫？
大事な売上・時間・信頼を失うことも…

・大規模修理による修理費用の増加　・突然の機械停止によるダウンタイムの発生　・生産遅延によるクレーム残業時間の増加

そうなる前に
工作機械の健康診断を受けましょう！

工作機械の健康診断を受ける
目的とメリット

機械の状態を把握できる

データ補正が可能に

現状の機械のクセ、精度を把握することで、パラメーターやオフセットの調節が可能になります。
製品品質が安定

データ補正する事によって、製品品質が安定します。

目に見えない劣化や摩耗、
問題箇所を早期に発見

メンテナンス計画が可能

部品交換や修理を生産計画に照らし合わせて、計画出来るようになります。
ダウンタイム・コストを低減

予期せぬ故障を低減し、修理や部品手配によるダウンタイム・コストを低減できます。
機械の長寿命化

定期的なメンテナンスを行うことによって、機械寿命を延ばします。

診断項目

ジオメトリ精度の測定	機械の直線運動や回転運動が正確に行われているかを確認します。具体的には、直線度、真円度、平面度、垂直度などの測定が含まれます。
スピンドルの振れ精度	主軸（スピンドル）の振れや回転精度をチェックし、異常な振動や偏心がないか確認します。スピンドルの精度が悪いと、加工品にバリや歪みが生じる可能性があります。
軸のバックラッシュ測定	X、Y、Z軸のバックラッシュを測定し、ギアやボールねじの磨耗を確認します。バックラッシュが大きいと位置決め精度が低下します。
制御システムの動作確認	CNCやPLCなど、各軸の位置決めやプログラム通りの動作が行われているか（指令値と実効値の差）を確認します。
制御盤の点検	制御盤内の埃や汚れ、湿気の堆積はトラブルの原因になるため、定期的な清掃が重要です。掃除を含めて、電源ケーブルや接続部がしっかりと固定されているか、劣化していないかを確認します。また、ファンや冷却装置の動作確認も行います。
電気チェック	主軸や各軸にかかる電流や電圧を測定し、正常範囲内に収まっているか確認します。異常な数値が見られる場合は、機械に過負荷がかかっている可能性があるため、早急な対応が必要です。
潤滑・油圧システムの確認	油圧システムや潤滑システムが適切に機能しているか確認します。潤滑が不足していると、機械の摩耗が加速し、精度が低下します。
基盤やフレームの状態	機械のレベリングを確認します。特に大型の工作機械では、設置面の状態やフレームの歪みが精度に大きく影響します。

オプション項目

振動および騒音の測定・異常確認	振動センサーを用いて、機械や各コンポーネントの振動や騒音を測定します。ただし、異常かどうかを判断するには、正常時のデータが必要です。機械導入時の振動データまたは「正常データ」をお持ちのお客様におすすめです。
各パーツの温度変動・異常確認	１日間の作業ですと、温度の確認は可能ですが、それが異常かどうかの判断はできません。温度変動の測定を希望されるお客様には、IoTを活用し、デバイス設置作業も含めた長期間の測定プランをご提案いたします。
PLC/CNCバックアップ	PLC/NC,STEP7とPCUデータをハードディスクに入れて納品いたします。 ※シーメンスのNCのみ

プラン料金

プラン料金57,000円/台(税別)

機械台数２〜５台の場合、2台目以降43,000円/台(税別)となります。
※別途、交通費を頂戴いたします。また、機械診断後に修理が必要な場合は、別途お見積り致します。機械台数が6台以上の場合は別途ご相談下さい

対象機械
旋盤、マシニングセンター、複合加工機、研削盤、フライス盤、歯切り盤
上記以外は、別途ご相談下さい

オプション項目
振動および騒音の測定・異常確認、各パーツの温度変動・異常確認は別途お見積りによる対応
PLC/CNCバックアップは48,000円/台(税別)となります。

よくあるご質問

どのメーカーの機械でも対応は可能ですか？: 国内外、全メーカーの機械に対応可能です。既にメーカーサポートが終了している古い設備のメンテナンスもお任せください。
健康診断サービスにはどのくらいの時間がかかりますか？: 診断する機械の種類によって異なりますが、一般的には、一台あたり４〜８時間程度とお考えください。
診断結果に基づき、具体的にどのような対応が可能ですか？: 診断の結果に応じて、機械の調整、修理、部品交換などの対応を提案いたします。また、予防保全や予兆保全のアドバイスも行いますので、将来的なトラブル防止に役立ちます。