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ソリューションブログ

製造業の経営者必見!IoT、スマートファクトリー、インダストリー4.0に関するおすすめ書籍7選

2022.06.23  インダストリー4.0ものづくり企業IoT基礎

IoTやスマートファクトリー、インダストリー4.0。
最近取り沙汰されているため、言葉は聞いたことがある方がほとんどではないかと思います。
しかし、具体的にIoTって何? インダストリー4.0って何?という人も中にはいるのではないかと思います。
特に、会社を経営されている経営者にとって、導入をしたいが全貌がよくわからない、というのであれば、投資を躊躇してしまうことでしょう。
IoT、スマートファクトリー、インダストリー4.0に関する経営に紐づけされたおすすめ書籍を紹介します。

経営者に問う 現場発IoT・M2M革命 デジタル・カイゼンが会社を救う

著者の佐藤声喜氏は中小企業や大手企業の生産ラインや工場設備へのIoT機器の導入などを行ってきたコンサル経験があり、その経験をもとに本書を出版しています。
生産ラインや工場設備に対する困りごとを解決する手段としてIoT化があり、それらを導入し、工場の人たちで生産業務を行いやすい環境を整える「デジタルカイゼン」を提唱しています。
これらの積み重ねが引いてはDX化やスマートファクトリー化につながるのではないかと思います。
経営者に問うとありますが、現場の責任者などへも日ごろの煩雑な業務を改善する事例が多く紹介されているため、参考になるのではないでしょうか?

DX CX SX ―― 挑戦するすべての企業に爆発的な成長をもたらす経営の思考法 ―― 

最近言葉が出てきたDX(デジタルトランスフォーメーション)に関する書籍です。
IoTやスマートファクトリーなどと比較して、より広義であいまいな印象のあるDXですが、DXとはどのようなことを行う必要があるのか? どのような考えのもとで行う必要があるのか?といったことから始まる「DXの指南書」といえるでしょう。
DXは製造業のみならず、様々な業種にITの力で業務の改善や効率化を行うことを目的としています。
本書の中にも様々な業種のDX化の事例が取り上げられています。

スマート・ファクトリー ―― 戦略的「工場マネジメント」の処方箋

IoT化の先にスマートファクトリーという構想があるということはご存じの方が多いとは思いますが、スマートファクトリーとはどの段階まで行ったら達成可能となるのか、といったことから始まるスマートファクトリーの入門書です。
著者の清 威人氏はトヨタ自動車からアクセンチュアに移り、製造業向けのITコンサルを専門に行ってきた方なので、大手企業の規模の大きなスマートファクトリー化の事例や構想などが多く取り上げられています。
基本的には既存の製造管理システムとFA機器とのネットワーク接続からスマートファクトリーが始まるというところから提唱しています。
この本で取り上げられている事例をすぐに導入するというのは難しいかもしれませんが、将来的な目標としてのスマートファクトリーの全体像が見える本となっています。

決定版 インダストリー4.0―第4次産業革命の全貌

スマートファクトリーと似たような言葉で、インダストリー4.0という言葉があります。
インダストリー4.0は人の手から石炭による蒸気機関での作業に代わっていった19世紀の産業革命のような意味合いで用いられます。
工場が今まで人が操作をしてFA機器を動かしていたのが、AIやIoT機器によって完全自動で生産ラインが動くというのがスマートファクトリーですが、さらにその技術を応用した生活の変化などに関しても言及しており、インダストリー4.0は産業革命のような社会的な変化だと主張しています。
この流れに乗らなければ日本は世界から取り残されてしまうという主張も含まれており、ITに関して遅れをとっている日本の現状を憂う内容にもなっています。

ルポ 日本のDX最前線

日本のDXの現状を知るための本となります。
日本はスーパーコンピューターの技術や情報通信や電機機器の分野でかつては世界をリードしていたのに、今DXやデジタルの分野で負け続けているのか、GAFAのような企業がなぜ日本企業から出てこないのか、新型コロナの対応においては、日本は台湾や韓国に負けてしまったのかなど、日本のデジタル分野の惨状が目に付く現状を検証しています。
ただ、現状の惨状を取り上げるだけでなく、後半はそんな中でもデジタル化に動き始めた各企業の取り組みを取り上げています。
ITコンサルの会社にシステム開発を依頼したら、びっくりするような見積金額がきたから、あきらめたという担当者の方など、現状を知ってその状況からどうすればといういいかということを知りたい方におすすめです。
何もしなければ負け続けてしまいますが、状況は少しずつ変えることができます。

いまこそ知りたいDX戦略 自社のコアを再定義し、デジタル化する

著者の石角友愛氏はアメリカのgoogle本社で、googleのシステムへのAI搭載に関するシステム開発を行ってきた方です。
そのため、本書はDX戦略とありますが、主にDXのAI活用の部分が非常に参考になる著書となっています。
Googleの検索履歴に基づくレコメンドなど、AIがなくては成り立たないgoogleのビジネスを作ってきたこともあり、AIがDXにどのようにかかわるのかということが重点的に書かれています。
パソコンが普及した際にも、各個人がパソコンの操作を覚える必要があったように、DXでもAIやIoT機器が問題なく触れられるようになり、それぞれが「こうしたらいい」といったことを、AIなどを用いて表現できるようになるというのが必要となるでしょう。

ソフトウェア・ファースト

この本では、現在のIT分野で負け続けている日本の現状をバブル崩壊後から、日本企業が今までの業務のやり方を変えなかったことにあるとして、このまま成長なく世界から取り残されるだけでいいのか?と問題提起をしています。
バブル以前の日本が製造業で大成功したからこそ、今までのやり方を変えられない大企業と、今ソフトウエアによる分野に注力して、様々な変化を起こそうとしている人たちを取り上げています。
確かに今までの製造業の成功があったからこそ、今の日本があるのですが、それが災いしてIT分野で追いつけないのではないかと思うぐらいの遅れをとってしまいました。
しかし、ドイツが製造業で再興したように、今までのやり方を変えずに何もしなければ落ちていくだけですが、逆転することも可能です。
人事評価など耳の痛い話もあるかと思いますが、DXやスマートファクトリーだけではない変革の必要性がそこまで来ているのだということを訴えている一冊です。

インダストリー4.0やDXは製造業だけではない大きな変革

インダストリー4.0やIoTは製造業にかかわるものが多いため、製造業に関する変革のように思われますが、実際にはもっと大きな意味での変革です。
こうした社会の構造変化ともいえるような変革を行わなければ、日本は世界から取り残されてしまう可能性すらあります。
DXやインダストリー4.0の関連書籍からは、現状に対する危機感が感じられました。
それは、今まで劣勢だった人が逆転できるチャンスでもあります。同時に現状を何とか乗り切ろうと様々なアイデアでDX化を進める人たちも多くいるということも知ることができます。
まずは、IoTやDX、スマートファクトリーといったものがどういったものなのかということから知識を増やしていくようにしましょう。

西部商工株式会社はDX・IoTの導入から、運用、保全までワンストップで行うことができます。複数社からシステムを導入して互換性が取れなくなってしまった場合でも、まとめてプラットフォームを構築することが可能です。製造業の知識や経験を活かしたITコンサルタントとしての側面も当社の強みのひとつです。是非、弊社のソリューションをご覧ください。

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